高濃度ビタミンC点滴療法
  • 遅発型フードアレルギー
  • アレルギー治療
七条武田クリニック
京都市下京区西七条
南衣田町3
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脳ドック・人間ドック・高濃度ビタミンC点滴療法などの保険外診療にも力を入れております。
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グルタチオン点滴療法

様々な有害物質から脳を守る治療法で、パーキンソン病にも有効とされています。

グルタチオンとは

グルタチオンとは、 人間の体内に広く分布するペプチドという化合物です。 強力な抗酸化作用があり、人間の身体をさびつきから守ってくれる代表的な物質ですが、20代をピークに、加齢とともに体内では減少していきます。 グルタチオンは、フリーラジカルや活性酸素から細胞を保護する補助的役割により、従来より保険薬としても「妊娠悪阻、晩期妊娠中毒、慢性肝疾患、放射線による白血球減少、宿酔、口腔粘膜の炎症」などに使用されております。 米国や欧州では、 グルタチオンのこのフリーラジカルスカベンジャー(活性酸素を捕まえて消去する)の機能に着目して、高容量で点滴投与するで、活性酸素により生じていると考えられる様々な病態・症状の治療・改善に使われるようになってきています。

特に注目すべきはパーキンソン病に対する治療効果です。パーキンソン病は脳幹にある黒質が変性して神経伝達物質の一つであるドーパミンが働かなくなり、手の震えや歩行障害、動作緩慢などの症状が次第に進行する神経が変性する病気です。いろいろな治療薬が開発されてきていますが、未だ難治性の病気です。

最近の研究で、パーキンソン病など多くの病気に、活性酸素が関与していることが指摘されるようになってきました。パーキンソン病の場合、黒質におけるグルタチオン濃度が健常者より著しく低下していることがわかっています。つまり、パーキンソン病の原因の一つとして、グルタチオンの減少に伴う活性酸素の増加により、 黒質が障害され変性してしまうことと考えられます。米国においては、Dr.Perlmutterがこの治療法を積極的に行い、有効な治療法であると報告しています。日本でも補完代替医療の一つとして、数百を超える医療機関で治療に応用されています。

また、名古屋フォレストクリニックの河野和彦先生によると、レビー小体型認知症、進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症に伴う歩行障害にも、高容量グルタチオン点滴が有効である症例が多数あり、応用されています。

グルタチオンの効果

強肝作用

アルコールの取り過ぎによって発生した脂肪肝の解消に、グルタチオンの投与効果が確認されました。

肺機能の強化作用

発がん抑制作用

体内の毒物は、グルタチオン抱合によって中和、解毒され、排泄されます。グルタチオンは、がん細胞を排除する力もあることがわかっています。グルタチオンの量が低下すると、がん細胞がのさばる可能性も高くなります。

美容作用

グルタチオンは、皮膚のシミに関する色素メラニンを消去します。

抗酸化作用

グルタチオンは過酸化水素や過酸化脂質を還元するので、老化防止の作用があります。
体内のさび止め、皮膚の老化も防ぐのです。脳卒中や心筋梗塞、不妊、血管の若返り、白内障、糖尿病の予防、低血糖症、関節炎、アレルギーにも有効ではないかと言われています。

対象疾患について

パーキンソン病

抗がん剤による神経障害

多発性硬化症

線維筋痛症

原因不明の急性・慢性湿疹

気管支喘息

アレルギー

慢性肝疾患

閉塞性動脈硬化症

慢性疲労症候群

レビー小体型認知症など

点滴療法について

パーキンソン病の場合に、1回 800mg 〜3000mg を点滴で投与します。
まずは週に2〜3回、約3か月間行ないます。 病状の改善が認められれば、その後は維持プログラムとして週に1〜2回のペースで治療します。
1回の点滴時間は約20〜30分です。レビー小体型認知症の場合でも同じように点滴します。


※なお、グルタチオンの点滴後に、見事に効果が出る人がいる反面、まったく効果が出ない人もおられ、パーキンソン病についてはまだわかっていないことが多く、治療効果には個人差があることをご理解下さい。

副作用について

高容量グルタチオン点滴は、副作用のほとんどない安全な治療法です。 稀に頭痛と吐気・嘔吐を訴えることがあります。一過性であり、投与を中止することで速やかに改善します。ごく稀ですが、特定の遺伝的素因を持った方が摂取した場合、インスリン自己免疫症候群を引き起こし、低血糖状態になることがあります。具体的な症状としては、冷や汗、手足の震え等の症状が報告されています。定期的に血糖を確認するようにしております。

費用

この治療は健康保険が適応されません。 治療・検査・処方の全てが自費診療となります。

参考書籍

グルタチオン点滴でパーキンソン病を治す(著者:柳澤厚生先生)

Q&A

Q 点滴治療はどれぐらいのペースで、どれぐらいの期間行うのですか。

A
最初の1カ月は週2〜3回のペースで点滴をします。有効例の7〜8割の方は、初回または2回目の点滴直後から効果を体感します。何かにつかまらないと自力では立ち上がれなかった人が、点滴後、すっと自力で立ち上がるケースは珍しくありません。患者さん本人がびっくりする、そういう経験談はたくさんあります。症状が改善しなくても1カ月は続けてみられることをお勧めします。

Q どれぐらいの期間で症状は改善しますか。

A
点滴の効果は患者さんが体感します。初めは、効果が2日程度で元に戻ってしまいますが、効果の持続はだんだん延長し、10日間持続するケースもあります。最初は週2回だったのが、5日に1回、週1回、時には10日に1回というように、次の点滴までの日数が徐々に延びていきます。「1週間たつと体がグルタチオン点滴を欲しくなる」とおっしゃる方もおられます。

Q グルタチオンの量はどれぐらい増やすのですか。

A
1カ月間のグルタチオン点滴で「少しだけの改善だがはっきりと体感がある」場合、投与するグルタチオンを3000mgまで少しずつ増量をします。1カ月持続してもまったく効果がなかった場合、残念な効果ですがグルタチオン点滴療法を中止します。

Q パーキンソン病とはっきり診断されていないと、グルタチオンの点滴はうけられないのでしょうか?

A
点滴を受けることは可能です。病名が付いていなくても、手足の震えに効果的なことがあります。

Q たくさんの薬を飲んでいてもグルタチオンの点滴はできますか?また今飲んでいる薬を止めることもできるのでしょうか?

A
処方されてきた薬とは無関係、処方薬を減らすときは徐々に減らします。

Q 点滴後に、注意しなければならないことを教えて下さい。

A
元気になりすぎてつまずかないようにしましょう。

Q 体調が悪いときは、点滴はしない方がいいのでしょうか?

A
グルタチオンは風邪のひき始めの症状にも効果があります。

Q 点滴を何回も続けると、腕の血管が硬くなったりしませんか?

A
針を刺す部位を変えれば大丈夫です。

Q グルタチオンの点滴は、副作用の心配はないのですか?

A
大きな副作用はありません。

Q 点滴の最中に、胸が苦しくなったり、ドキドキしたりしませんか?

A
まったく心配はいりません。

Q 点滴の前に食事をしてもいいですか?

A
軽く食事をしてからでも大丈夫です。

Q 点滴液の中には、グルタチオン以外にも何か含まれているのですか?

A
ビタミンB12やビタミンCを加えることもあります。

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