グルタチオンは、体内に存在する3つのアミノ酸からなるペプチドで、20歳をピークに加齢とともに減少するサビから守ってくれる抗酸化物質です。抗酸化作用以外にも、免疫強化、解毒作用、抗アレルギー作用もあります。
日本でも40年以上前から重金属中毒、慢性肝障害、湿疹・じんま疹、肝斑・炎症後の色素沈着、放射線療法の副作用などに対しても使用されている安全性の高い医薬品です。また、米国では線維性筋痛症、慢性疲労症候群などの特効薬のない疾患、パーキンソン病などの神経疾患、アンチエイジングに対してもグルタチオン点滴療法を行うクリニックがあります。
この治療は、1回15~30分の点滴で、目的によって異なりますが、週に1~3回行うのが一般的です。