糖尿病と診断されたら
治療の基本は食事と運動療法です。食事療法のポイントとして、食事の量が挙げられます。標準体重=身長(m)×身長(m)×22に、活動量(軽労働25~30キロカロリー、中労働30~35キロカロリー、重労働35キロカロリー)をかけた数値が、その人の適正カロリー量になります。この量を守るだけでもかなり血糖の上昇を抑えられます。肥満が顕著な時は、20キロカロリーで計算します。一番簡単で長く続けられる運動は歩くことです。食後30分~1時間後に、50歳以下で脈拍が約120回/分、60~70歳以上で約100回/分を目安にして、20~30分間、最低週3、4回行うのが効果的です。