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2010年8月26日

京都新聞掲載記事

~不整脈はどんな病気なの?~

不整脈とは

心臓は安静時に、1分間に60~100回の範囲で規則的に動いていますが、心拍のリズムが乱れたり、増減する状態が不整脈です。脈の途切れや、その後の拍動を強く感じる期外収縮は健康な人にもみられ、不整脈を訴える方の9割がこの状態です。脈拍が非常に速くなる頻脈性不整脈の中で、上室性頻拍があります。心室から始まる心室頻拍は重篤で、致命的な心室細動に移行することもあります。また高齢者に多い慢性心房細動は心房が小刻みに震えている状態で、心不全や脳梗塞を引き起こす恐れがあります。脈が遅くなる徐脈性不整脈には洞不全症候群、房室ブロックがあります。

原因と症状は

不整脈は心臓を動かしている電気信号の異常発生や伝達異常で起こり、健康な人でも疲労や喫煙、飲酒、睡眠不足、カフェイン、運動、ある種の薬が原因となって起こります。発作性上室性頻拍は突然に始まって突然に止まる動悸が特徴です。徐脈性不整脈では動作のたびに体のだるさや息苦しさを感じます。

治療法は

洞性頻脈や期外収縮では、必ずしも治療が必要でない場合もよくあります。一方ペースメーカーを植え込んで心臓の拍動を守り維持しなければならない徐脈性不整脈もあります。頻脈性不整脈では、症状によってはカテーテルアブレーションという治療を行い、発作の原因となっている電気の連絡路を熱で壊します。また生命に危険を及ぼすタイプの不整脈は、ICDという除細動器を植え込み、突然死から生命を守る治療法もあります。

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